共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問51 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問7)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問51(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

同一平面上にある二つの円を考える。二つの円がただ一つの共有点をもつとき、二つの円は接するという。二つの円が図1のように接するとき、二つの円は外接するといい、図2のように接するとき、二つの円は内接するという。

実数sは−2<s<2を満たし、実数tはt>0を満たすとする。Oを原点とする座標平面において、方程式

x2+y2=4

が表す円をC0,方程式

x2−2sx+y2−2ty+s2=0・・・・・①

が表す円をCとする。

(1)Cは、中心([ ア ],[ イ ]),半径( ウ )の円である。また、Cはsやtの値によらず( エ )と接している。

(2)CとC0が接する場合を考える。CとC0が接したまま実数sが−2<s<2の範囲を動くとき、Cの中心が描く図形について考えよう。

(ⅱ)Cの中心が描く図形の概形を実線で表したものは( ク )である。

(3)実数kは−2<k<2を満たすとする。①が表す円のうち、直線x=kとC0の両方に接する円は二つある。そのうち、中心が不等式x<kの表す領域にある円をC1、中心が不等式x>kの表す領域にある円をC2とする。

前問 を考慮すると、k=( ケ )のときC1の半径は最大値をとることがわかる。また、k=( ケ )のとき、C2の中心の座標は

([ コ ]√[ サ ]−[ シ ],[ ス ]√[ セ ]−[ ソ ])

である。

[ コ ]√[ サ ]−[ シ ],[ ス ]√[ セ ]−[ ソ ]にあてはまるものを一つ選べ。

問題文の画像
  • コ:2  サ:3  シ:2  ス:2  セ:3  ソ:3
  • コ:2  サ:2  シ:3  ス:3  セ:3  ソ:2
  • コ:2  サ:3  シ:1  ス:2  セ:3  ソ:2
  • コ:2  サ:2  シ:2  ス:3  セ:3  ソ:2

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この過去問の解説 (3件)

01

中心が前問の軌跡に沿って動くこと、中心のx座標が半径と一致することを考えると、C1の半径が最大となるのは、C1中心が放物線の頂点(0,1)と一致するときといえます。

このとき、円の半径も1であるため、k=1のときC1の半径は最大値をとります。

 

C2の中心のx座標sについて

C1とC2がどちらも直線x=kを挟むように接することから s=k+r2

k=1、r2=t=(4-s2)/4 であるため

 

s=1+t

すなわち s=1+(4-s2)/4 という式を得るので、これを解きます

 

4s=4+(4-s2)

s2+4s-8=0

s=-2±2√3

s>k(=1)より、s=-2+2√3

 

s=1+t より t=s-1=-3+2√3 であるため

C2の中心(s、t)は(2√3-22√3-3) となります

参考になった数0

02

空欄(ア)〜(ウ)

円Cの式を変形させると、
x2-2sx+y2-2ty+s2=0
x2-2sx+s2+y2-2ty+t2=t2

(x-s)2+(y-t)2=t2

となり、これは中心(s, t)で半径tの円であることがわかります。

 

空欄(エ)

空欄(エ)の解説の画像へのリンク

作図してみるとわかりますが、t>0なので円の中心のがyプラス側で、
x軸上に乗ったような状態なのがわかります。
このとき-2<s<2なので、x方向の中心は-2から2までの間になります。
(図中の青色の領域は、円Cの中心が取りうる範囲となります。)

そのため、y軸、y=x、y=-xとは、s、tによって接するだけでなく、離れたり、交差します。 

 

空欄(オ)、(カ)

円C0
x2+y2=4
より、中心(0, 0)の原点O、半径2(=r0)の円だということがわかります。

空欄(オ)、(カ)の解説の画像へのリンク

図中の青色の領域は円Cの中心(s, t) (-2<s<2, t>0)の取る範囲です。

このことと、円Cが常にx軸と接することから、CはC0に内包されるか接するか交わることになり、C0の外側に完全に出ることはありません。
よってCとC0が接する場合は、内接となります。


C0の半径r0とCの半径rとC0とCの中心間の距離dとの関係は、内接であることから、r,d<r0となります。

距離dは、図より、

d=r0-r

 

空欄(キ)

r0、r、dはそれぞれ、

r0=2

r=t

d2=s2+t2
なので、

d2=(r0-r)2

s2+t2=(2-t)2

t=(4-s2)/4

 

空欄(ク)

空欄(ク)の解説の画像へのリンク

Cの中心が描く図形は、Cの中心点(s, t)の軌跡となります。
t=(4-s2)/4=(-1/4)・s2+1

これは、y軸との接点が1で、上に凸な放物線となります。

 

空欄(ケ)

円Cの半径r(=t)が最大となるのは、

t=(4-s2)/4=(-1/4)・s2+1
より、s=0のとき、t=1(=r)で最大となります。

このときのCがC1(つまりx<k)になりますので、このときのkは、
k=s+r=1
となります。

 

C2(つまりk<x)を考えます。

今、k、r、sのそれぞれの値を確認すると、以下の通りです。
k=1

r=t

s=r+k=t+1
以上より、中心点s、tの関係式から

t=(4-s2)/4
4t=4-(t-1)2

t2+6t-3=0

t=-3±2√(3)

t>0より、

t=2√(3)-3

s=t+1=2√(3)-2

まとめ

k、r、s、tの各関係性を作図などで確認しながら式を組み立てていきましょう。

参考になった数0

03

解答:(2√3-2,2√3-3)

 

解説:

円C2は(2)と同様の条件なので、中心の座標を(s,t)とすると、

t=-1/4s2+1…①を満たします。

また、x=kと接し、x=kより右側に存在することと、x軸と接することから、

s-kとtが半径と同じであるため、以下の式が立てられます。

s-1=t

⇔s=t+1…②

①、②を連立すると、

t=-1/4(t+1)2+1

⇔4t=-t2-2t-1+4

⇔t2+6t-3=0

⇔t=-3±2√3

t>0より、

t=2√3-3

②に代入すると、

s=2√3-2

参考になった数0