共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問59 (数学Ⅱ・数学B(第3問) 問8)
問題文
α,βはα<βを満たす定数とする。x≧αのとき、次の関数H(x)について考える。
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問題
共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問59(数学Ⅱ・数学B(第3問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
α,βはα<βを満たす定数とする。x≧αのとき、次の関数H(x)について考える。
- α≦x≦(α+β)/2
- (3α+β)/4≦x≦(α+3β)/4
- (α+β)/2≦x≦β
- β≦x
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この過去問の解説 (3件)
01
H(x)=∫αx|(t-α)(t-β)|dt-∫αx(t-α)(t-β)dt と
(1)・(2)の G(x)=∫0x|t(t-2)|dt 、 F(x)=∫0xt(t-2)dt を見比べると
H(x)において α=0、β=2 としたものが(2)の議論であることが分かります。
これに留意して G0(x)=∫αx|(t-α)(t-β)|dt 、 F0(x)=∫αx(t-α)(t-β)dt とおくと
H(x)=G0(x)-F0(x)
であります。
(2)では
0≦x≦2のとき G(x)=-F(x)
2≦xのとき G(x)=F(x)-2F(2)=F(x)+3/8
であったことと同様に
α≦x≦βのとき G0(x)=-F0(x) すなわち H(x)=-F0(x)-F0(x)=-2F0(x)
β≦xのとき G0(x)=F0(x)-2F0(β) すなわち H(x)=F0(x)-2F0(β)-F0(x)=-20F(β) (定数)
よって、β≦xのときにH(x)はxの値によらず一定であるといえます。
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02
前問までの流れを踏まえると、回答が容易です。
|(t-α)(t-β)|は、t=α, βのとき0となり、α<βより
t≦α, β≦tのとき|(t-α)(t-β)|=(t-α)(t-β)
α≦t≦βのとき|(t-α)(t-β)|=-(t-α)(t-β)
また、I(x)=∫αx(t-α)(t-β)dtと置きます。
α≦x≦βのとき
H(x)=∫αx|(t-α)(t-β)|dt-∫αx(t-α)(t-β)dt
=∫αx{-(t-α)(t-β)}dt-∫αx(t-α)(t-β)dt
=-∫αx(t-α)(t-β)dt-∫αx(t-α)(t-β)dt
=-2∫αx(t-α)(t-β)dt
=-2I(x)
I(x)はxによって変化します。
β≦xのとき
H(x)=∫αx|(t-α)(t-β)|dt-∫αx(t-α)(t-β)dt
=∫αβ{-(t-α)(t-β)}dt+∫βx(t-α)(t-β)dt-∫αx(t-α)(t-β)dt
=-∫αβ(t-α)(t-β)dt+∫αx(t-α)(t-β)dt-∫αβ(t-α)(t-β)dt-∫αx(t-α)(t-β)dt
=-2∫αβ(t-α)(t-β)dt
=-2I(β)
I(β)は定数なのでxによって変化しません。
なお、α=0、β=2とすると、前問までの内容と一致します。
前問までの流れふまえて答えましょう。
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03
解答:β≦x
解説:
α=0、β=2とすると、(2)までと同様に考えることができます。
このとき、H(x)=G(x)-F(x)と書き換えることができます。
0≦x≦2のとき、
G(x)=-F(x)
2≦xのとき、
G(x)=F(x)+4/3
これらをα、βを用いて表すと、
α≦x≦βのとき、
G(x)=-F(x)
β≦xのとき、
G(x)=F(x)+2∫αβ(t-α)(t-β)dt
よって、
α≦x≦βのとき、
H(x)=G(x)-F(x)
=-2F(x)
β≦xのとき、
H(x)=F(x)+2∫αβ(t-α)(t-β)dt-F(x)
=2∫αβ(t-α)(t-β)dt
したがって、β≦xのときH(x)はxの値によらず一定となります。
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