共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問65 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問5)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問65(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

(2)数列{bn}を次の式で定める。

b1=−3,bn+1=−1/2bn−9(n=1,2,3,・・・)

このとき

bn+1+( ク )=−1/2(bn+( ク ))(n=1,2,3,・・・)

が成り立つ。したがって、{bn}の一般項は

bn=[ ケ ]([ コサ ]/[ シ ])n−1−[ ス ]

である。

すべての自然数nについて([ コサ ]/[ シ ])n−1≦Aが成り立つような最小の実数

Aは、A=( セ )である。

( セ )にあてはまるものを一つ選べ。
  • セ:1
  • セ:2
  • セ:3
  • セ:4

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この過去問の解説 (3件)

01

bn+1=(−1/2)bn−9 のbn+1とbnをともにxで置き換えた方程式

x=-1/2x-9 … ① を考えます。(この①を『特性方程式』といいます。)

 

①を解くと (3/2)x=-9

     x=-9・(2/3)

     x=-6 となることを用いて

 

与えられた漸化式は

bn+1+6=(−1/2)(bn+6)

 

と変形できます。

 

この変形により、数列 {bn+6} は公比-1/2の等比数列であるといえます

(わかりにくい場合は bn+6=cn と置き換えると見やすくなります)

 

{bn+6} の初項 b1+6=-3+6=3 より

 

初項3、公比-1/2の等比数列なので

bn+6=3(-1/2)n-1

 bn=3(-1/2)n-1-6 となります。

 

すべての自然数nについて(-1/2)n-1≦Aが成り立つような最小の実数Aを考えます。

 

nが奇数すなわちn-1が偶数のとき、(-1/2)n-1は常に正で、nが大きくなるにつれて(-1/2)n-1は小さくなります。

すなわち(-1/2)n-1はn=1のとき最大値1を取り、0<(-1/2)n-1≦1 が成り立ちます

 

nが偶数すなわちn-1が奇数のとき、(-1/2)n-1は常に負で、nが大きくなるにつれて(-1/2)n-1は大きく(絶対値は小さく)なります。

すなわち(-1/2)n-1はn=2のとき最小値-1/2を取り、-1/2≦(-1/2)n-1<0 が成り立ちます

 

これらより、すべての自然数nについて(-1/2)n-1≦1が成り立ち、このA=1が、すべての自然数nについて(-1/2)n-1≦Aが成り立つような最小の実数であるといえます。

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02

空欄(ク)

bn, bn+1をそれぞれβと置くと、特性方程式は

β=-1/2β-9
β=-6
よって、
bn+1=-1/2bn-9
bn+1+6=-1/2(bn+6)

 

空欄(ケ)〜(ス)

b'n=bn+6とすると、

b'1=b1+6=3

b'n+1=-1/2b'n

これは、初項b'1=3、公比r=b'n+1/b'n=-1/2(ただしb'n=bn+6≠0)の等比数列なので
b'n=b'1(r)n-1=3(-1/2)n-1

bn+6=3(-1/2)n-1

bn=3(-1/2)n-1-6

 

nが奇数のとき、n=2n'+1(n'=0, 1, 2, 3, ...)とすると、
(-1/2)n-1=(-1/2)2n'+1-1=(-1/2)2n'=(1/4)n'=1, 1/4, 1/16, ...
となり、n'=0(つまりn=1)のときの1を最大とし、n'が増えるにつれて(-1/2)n-1は0に近づいていきます。
よって、0<(-1/2)n-1≦1


nが偶数のとき、n=2n'(n'=1, 2, 3, ...)とすると、
(-1/2)n-1=(-1/2)2n'-1=(-1/2)-1(-1/2)2n'=(-2)(1/4)n'<0
(正確には-1/2≦(-1/2)n-1<0の範囲となります)

よって、n=1, 2, 3, ...のとき、(-1/2)n-1≦Aが成り立つような最小の実数Aは
n=1のときの(-1/2)n-1=1となります。

 

まとめ

ここで空欄(カ)、(キ)のnを奇数、偶数に分ける考え方が活きてきますので活用しましょう。

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03

解答:1

 

解説:

(-1/2)n-1において、nが増加すると、(-1/2)n-1の絶対値は小さくなります。

また、nが奇数の時、正になるので、nが正の自然数で最も小さいとき、

A-1<(-1/2)n-1≦Aとなります。

nが正の自然数で最も小さいとき、すなわちn=1のとき、

(-1/2)1-1=1

よって、A=1

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