共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問67 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問7)
問題文
c1=a,
cn+1=−1/2cn2+4(n=1,2,3,・・・)・・・・・①
花子さんと太郎さんは、数列{cn}について話している。
花子:一般項cnを求めてみようか。
太郎:一般項を式で表すのは難しそうだから、aとnをいろいろ変えてみて,cnの具体的な値を調べてみよう。
花子:コンピュータでたくさん計算してみたけれど、−4≦cn≦4が成り立つことが多いね。
太郎:−4≦ck≦4が成り立つと、−4≦ck+1≦4も成り立つように見えるね。
(ⅰ)太郎さんは、次の命題1が真であることを証明しようと考えた。
命題1
kを自然数とする。−4≦ck≦4が成り立つならば、−4≦ck+1≦4が成り立つ。
数列{cn}は①を満たすので、次が成り立つ。
・すべての自然数kについて、ck+1≦4は、( タ )。
・すべての自然数kについて、−4≦ck+1は、( チ )。
したがって、命題1は真である。また、命題1を用いると、数学的帰納法により次の命題2が真であることがわかる。
命題2
−4≦a≦4ならば、すべての自然数nについて−4≦cn≦4が成り立つ。
( タ ),( チ )にあてはまるものを一つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問67(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
c1=a,
cn+1=−1/2cn2+4(n=1,2,3,・・・)・・・・・①
花子さんと太郎さんは、数列{cn}について話している。
花子:一般項cnを求めてみようか。
太郎:一般項を式で表すのは難しそうだから、aとnをいろいろ変えてみて,cnの具体的な値を調べてみよう。
花子:コンピュータでたくさん計算してみたけれど、−4≦cn≦4が成り立つことが多いね。
太郎:−4≦ck≦4が成り立つと、−4≦ck+1≦4も成り立つように見えるね。
(ⅰ)太郎さんは、次の命題1が真であることを証明しようと考えた。
命題1
kを自然数とする。−4≦ck≦4が成り立つならば、−4≦ck+1≦4が成り立つ。
数列{cn}は①を満たすので、次が成り立つ。
・すべての自然数kについて、ck+1≦4は、( タ )。
・すべての自然数kについて、−4≦ck+1は、( チ )。
したがって、命題1は真である。また、命題1を用いると、数学的帰納法により次の命題2が真であることがわかる。
命題2
−4≦a≦4ならば、すべての自然数nについて−4≦cn≦4が成り立つ。
( タ ),( チ )にあてはまるものを一つ選べ。
- タ:ckの値によらず成り立つ チ:ck≦4ならば成り立ち、4<ckならば成り立たない
- タ:ckの値によらず成り立つ チ:−4≦ckならば成り立ち、ck<−4ならば成り立たない
- タ:ckの値によらず成り立つ チ:−4≦ck≦4ならば成り立ち、ck<−4または4<ckならば成り立たない
- タ:ckの値によらず成り立たない チ:ck≦4ならば成り立ち、4<ckならば成り立たない
- タ:ckの値によらず成り立たない チ:−4≦ckならば成り立ち、ck<−4ならば成り立たない
- タ:ckの値によらず成り立たない チ:−4≦ck≦4ならば成り立ち、ck<−4または4<ckならば成り立たない
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
すべての自然数kについて、ck+1≦4 が成り立つどうか調べます。
①:cn+1=−1/2cn2+4 より
(左辺)−(右辺)=ck+1−4=−1/2ck2+4−4=−1/2ck2
実数ckに対し、−1/2ck2≦0 であるため ck+1−4≦0
すなわち、ck+1≦4はckの値によらず成り立つことが分かります。
同様に、すべての自然数kについて、−4≦ck+1が成り立つどうか調べます。
(左辺)−(右辺)=−4−ck+1=−4−(−1/2ck2+4)
=1/2ck2−8
ここで、−4≦ck+1、すなわち 1/2ck2−8≦0が成り立つckの範囲を求めると
ck2−16≦0
(ck−4)(ck+4)≦0
−4≦ck≦4 となるため
−4≦ck+1は、−4≦ck≦4のとき成り立ち、ck<−4、4<ckのときは成り立たないことが分かります。
(以上より、−4≦ck≦4のときck+1≦4と−4≦ck+1がともに成り立つので、
命題1:−4≦ck≦4が成り立つならば、−4≦ck+1≦4が成り立つ は真であるといえます。)
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
ck+1≦4が成り立つとすると、
ck+1=-1/2ck2+4を代入、
-1/2ck2+4≦4
ck2≧0
よって、ckの値に関わらず常に成り立つことがわかります。
-4≦ck+1が成り立つとすると、
ck+1=-1/2ck2+4を代入、
-4≦-1/2ck2+4
ck2≦16
-4≦ck≦4
よって、ckが-4≦ck≦4のときに成り立つことがわかります。
丁寧にそれぞれの条件を求めましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
解答:タ:ckの値によらず成り立つ、チ:-4≦ck≦4ならば成り立ち、ck<-4または4<ckならば成り立たない
解説:
ck+1≦4
上式にck+1=-1/2ck2+4を代入すると、
-1/2ck2+4≦4
ck2≧0
よって、ckの値によらず成り立ちます。
-4≦ck+1
上式にck+1=-1/2ck2+4を代入すると、
-4≦-1/2ck2+4
⇔-8≦-1/2ck2
⇔16≧ck2
⇔-4≦ck≦4
よって、-4≦ck≦4ならば成り立ち、ck<-4または4<ckならば成り立たちません。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問66)へ
令和7年度(2025年度)追・試験 問題一覧
次の問題(問68)へ