共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問27 (数学Ⅰ・数学A(第2問) 問〔2〕(3)(iii)(ナ))

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問題

共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問27(数学Ⅰ・数学A(第2問) 問〔2〕(3)(iii)(ナ)) (訂正依頼・報告はこちら)

〔2〕以下の問題を解答するにあたっては、与えられたデータに対して、次の値を外れ値とする。

「(第1四分位数)−1.5✕(四分位範囲)」以下の値
「(第3四分位数)+1.5✕(四分位範囲)」以上の値

水泳部に所属する太郎さんは、1500m自由形におけるペース配分を考えるために、2021年に開催された東京オリンピックの男子1500m自由形に関するデータを分析することにした。なお、自由形とは、どのような泳ぎ方で泳いでもよい競技のことである。
分析で用いるデータは、28人の選手における、予選で計測された記録(以下、タイム)とする。ここでは、タイムは秒単位で表すものとする。例えば、15分23秒46であれば、60✕15+23.46=923.46(秒)である。そして、公式順位(以下、順位)は、タイムの値が小さい方が上位となる。また、28人の選手それぞれのタイムについて、スタートから750mまでのタイムをT前とし、750mからゴールまでのタイムをT後とする。さらに、T前とT後の平均値をT前後とする。
なお、以下の図や表については、World AquaticsのWebページをもとに作成している。

(3)太郎さんは、順位とペース配分の関係を調べるために、前半と後半という二分割だけではなく、より細かく分割されたタイムを用いて分析することにした。1500m自由形のタイムは、スタートから50mまでのタイム、50mから100mまでのタイムのように、ゴールまで50mごとの30個に分けて計測されている。そこで、これら30個のタイムを用いて分析する。

(ii)太郎さんは28人の選手それぞれについて、30個のタイムを用いて、選手ごとの箱ひげ図を作成し、分散を計算した。図3は上から分散が小さい順になるように、28人の選手それぞれの箱ひげ図を並べたものであり、30個のタイムにおける外れ値は、白丸で示されている。なお、分散が等しい選手はいなかった。

次の(a),(b)は、図3に関する記述である。

(a)28人の選手において,29秒より速いタイムはすべて外れ値である。
(b)28人の選手から2人を選んだとき、分散の大きい選手の四分位範囲は、分散の小さい選手の四分位範囲より小さいことがある。

(a),(b)の正誤の組合せとして正しいものは( テ )である。

(iii)順位が1位から8位までの選手のグループを決勝進出グループ、9位から28位までの選手のグループを予選敗退グループと呼ぶことにする。決勝進出グループであり、かつ30個のタイムの分散が小さい方から14番目までの選手の人数をn(人)とすると、表2のようになる。

このとき、図3からn=( ト )であることがわかる。このことから、決勝進出グループにおいて分散が小さい方から14番目までの選手が占める割合をP、予選敗退グループにおいて分散が小さい方から14番目までの選手が占める割合をQとすると、P( ナ )Qであることがわかる。

( ナ )にあてはまるものを選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

前問では、

図3が上から分散の小さい順に並んでいることから、上から14人を確認しました。

その中で決勝進出グループに入るのは、

1位、6位、4位、3位、2位、8位、5位の7人でした。

したがって、n=7と求めました。

 

今回は、このn=7を表2に当てはめてPとQを比較します。

選択肢3. >

Pは、「決勝進出グループにおいて、分散が小さい方から14番目までの選手が占める割合」です。

決勝進出グループは、1位から8位までなので全部で8人です。

そのうち、分散が小さい方から14番目までに入っている人数は、n=7人です。

したがって、

P=7/8

です。

 

Qは、「予選敗退グループにおいて、分散が小さい方から14番目までの選手が占める割合」です。

予選敗退グループは、9位から28位までなので、20人います。

表2より、分散が小さい方から14番目までに入る予選敗退グループの人数は、14-nです。

n=7なので、

14-7=7

となります。

したがって、

Q=7/20

です。

 

P=7/8

Q=7/20

分子はどちらも7なので、分母が小さい方が値は大きくなります。

8<20

なので、

7/8>7/20

です。

したがって、P>Qとなります。

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02

トでn=7であることが分かっています。

表2より、

  ・分散が小さい方から14番目までの選手で、

    決勝進出グループにいる人数:7人

  ・分散が小さい方から14番目までの選手で、

    予選敗退グループにいる人数:14-7=7人

となります。

決勝進出グループにおいて分散が小さい方から14番目までの選手が占める割合をP、

予選敗退グループにおいて分散が小さい方から14番目までの選手が占める割合をQと

していますので、

  P=7/8

  Q=7/20

です。従って、

  P>Q

となります。

選択肢3. >

P>Qが正解です。

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