共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問29 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問(1)(イ・ウ))
問題文
空間内に、AB=AC=10,BC=12である二等辺三角形ABCがある。ΔABCの内心をIとし、ΔIBCの重心をGとする。Gを通り、ΔABCを含む平面と垂直な直線上に、Gと異なる点Pがある。このとき、ΔABCを底面とする三角錐PABCについて考えよう。
直線AIと辺BCの交点をDとし、また、辺PA上の点Eは、∠PED=∠PIDを満たしているとする。なお、以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。
(1)直線BIが( ア )ことに注意すると、ΔABDにおいて線分AIとIDの長さの比を求めることができる。よって、線分ADの長さに着目すると
AI=( イ ),ID=( ウ )
であることがわかる。
また、4点E,I,D,( エ )は同一円周上にある。
よって
AE・AP=( オカ )
であることがわかる。
( イ )( ウ )にあてはまるものを選べ。
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問題
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共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問29(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問(1)(イ・ウ)) (訂正依頼・報告はこちら)
空間内に、AB=AC=10,BC=12である二等辺三角形ABCがある。ΔABCの内心をIとし、ΔIBCの重心をGとする。Gを通り、ΔABCを含む平面と垂直な直線上に、Gと異なる点Pがある。このとき、ΔABCを底面とする三角錐PABCについて考えよう。
直線AIと辺BCの交点をDとし、また、辺PA上の点Eは、∠PED=∠PIDを満たしているとする。なお、以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。
(1)直線BIが( ア )ことに注意すると、ΔABDにおいて線分AIとIDの長さの比を求めることができる。よって、線分ADの長さに着目すると
AI=( イ ),ID=( ウ )
であることがわかる。
また、4点E,I,D,( エ )は同一円周上にある。
よって
AE・AP=( オカ )
であることがわかる。
( イ )( ウ )にあてはまるものを選べ。
- イ:3 ウ:5
- イ:4 ウ:4
- イ:5 ウ:3
- イ:6 ウ:2
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この過去問の解説 (2件)
01
前問で、
を確認しました。
AB=AC=10なので、△ABCはAを頂点とする二等辺三角形です。
また、AIは∠BACの二等分線です。
二等辺三角形では、頂角の二等分線は底辺BCを2等分するので、
BD=DC=12÷2=6
です。
さらに、ADはBCと垂直になります。
したがって、直角三角形ABDで三平方の定理を使うと、
AD²=AB²-BD²
=10²-6²
=100-36
=64
です。
よって、AD=8です。
前問より、BIは∠ABCを2等分します。
DはBC上にあるので、∠ABD=∠ABCです。
したがって、△ABDではBIが∠ABDの二等分線になっています。
角の二等分線の定理より、AI:ID=AB:BDです。
AB=10、BD=6なので、
AI:ID=10:6=5:3
となります。
AI:ID=5:3
であり、
AI+ID=AD=8
です。
比の合計は、
5+3=8
です。
ADの長さも8なので、比の1にあたる長さは1です。
したがって、
AI=5
ID=3
となります。
よって、イ=5、ウ=3です。
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02
内心Iは、△ABCの内角の二等分線の交点です。
△ABCはAB=AC=10とする二等辺三角形です。このとき、
△ABD≡△ACD
となります。
・AB=AC(=10)
・AD=AD (共有)
・∠BAD=∠CAD (線分ADは∠BACの二等分線)
であり、2組の辺の長さと、その間の角の大きさがそれぞれ等しいためです。
これにより、
∠ADB=∠ADC
であり、
∠ADB=90°
となります。また、
BD=CD
ですので、
BD=12÷2=6
となります。△ABDに対して、三平方の定理から、
AD=√(AB2-BD2)
=√(102-62)
=8
である。
直線BIは、∠ABCの内角の二等分線ですので、
AI:ID=BA:BD
=10:6
=5:3
となります。従って、
AI=8×(5/(5+3))=5
ID=8×(3/(5+3))=3
と計算できます。
AI=5、ID=3が正解です。
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