共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問59 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問(1)(イ))

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問題

共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問59(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問(1)(イ)) (訂正依頼・報告はこちら)

(1)二つの角A,Bに対し
sinA+sinB=2sin{(A+B)/2}cos{(A-B)/2}・・・・・①

が成り立つことを示そう。

二つの角α,βに対し、加法定理から

sin(α+β)=( ア )+cosαsinβ・・・・・②
sin(α-β)=( ア )—cosαsinβ・・・・・③

である。②と③の左辺どうし、右辺どうしを加え、α=( イ ),β=( ウ )とすると、①が得られる。

( イ )にあてはまるものを選べ。
  • A
  • B
  • A+B
  • A−B
  • (A+B)/2
  • (A−B)/2
  • (A+B)/4
  • (A−B)/4

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この過去問の解説 (2件)

01

①の右辺に「A+B2,A-B2」という形が登場しているので、α=A+B2,β=A-B2としてみます。

このとき、α+β=A+B2+A-B2=A、α-β=A+B2-A-B2=Bなので、②と③に代入すると、

sinA=sinA+B2cosA+B2+cosA+B2sinA+B2・・・②'

sinB=sinA+B2cosA+B2-cosA+B2sinA+B2・・・③'

②'と③'の両辺を足すと、

sinA+sinB=2sinA+B2cosA+B2

となり、①が導出できます。

選択肢5. (A+B)/2

以上の計算により、α=A+B2とすれば良いです。

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02

アより、

  sin⁡(α+β)=sin⁡αcos⁡β+cos⁡αsin⁡β   ②
  sin⁡(α-β)=sin⁡αcos⁡β-cos⁡αsin⁡β   ③

であることが分かっています。

②+③により、

  sin⁡(α+β)+sin⁡(α-β)=2sin⁡αcos⁡β   (※)
となります。

 

結論の式

  sinA+sinB=2sinA+B2cosA-B2   ①

と(※)を比較したとき、特に左辺を比較したとき、

「α+β=A、α-β=Bとするのかな?」と予測できそうです。

ここで、

  α+β=A    ④

  α-β=B    ⑤

を、α,βに関する連立方程式として解いていきます。

④+⑤より、

  2α=A+B  ⇔  α=A+B2

となります。また、④-⑤より、

  2β=A-B  ⇔  β=A-B2

となります。

(※)に、α=A+B2, β=A-B2を代入して、

  sinA+sinB=2sinA+B2cosA-B2   ①

が得られます。

 

※

  sinA+sinB=2sinA+B2cosA-B2

は、いわゆる「和→積の公式」と呼ばれるものです。

この「和→積の公式」は、理系であれば、

数学Ⅲで利用する局面がありますので、導出できるようにしましょう。

文系でも、難関大学を目指すということであれば、

導出方法を覚えておいて損はないと思います。

ぜひ導出できるようにしましょう。

 

  sinA+sinB=2sinA+B2cosA-B2

  sinA-sinB=2cosA+B2sinA-B2

は、sinの加法定理から導出できます。また、

  cosA+cosB=2cosA+B2cosA-B2

  cosA-cosB=-2sinA+B2sinA-B2

は、cosの加法定理から導出することができます。

時間を見つけて、導出の練習をしてみてください。

選択肢5. (A+B)/2

α=A+B2が正解です。

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