共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問80 (数学Ⅱ・数学B(第3問) 問(2)(条件a・b・c)(ナ))

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問題

共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問80(数学Ⅱ・数学B(第3問) 問(2)(条件a・b・c)(ナ)) (訂正依頼・報告はこちら)

(2)3次関数g(x)に対して、与えられた条件のもとでy=g(x)のグラフの概形を考えよう。

・次の条件(a)を考える。

条件(a)  g(0)=0かつg′(0)>0である。

条件(a)を満たす関数y=g(x)のグラフの概形は
( タ ),( チ ),( ツ )の三つであり、残りの五つは条件(a)を満たさない。

・条件(a)に加えて、次の条件(b)を考える。

条件(b)  y=g′(x)のグラフは直線x=0を軸とする放物線である。

条件(a),(b)をともに満たす関数y=g(x)のグラフの概形は( テ ),( ト )の二つであり、残りの六つは条件(a),(b)の少なくとも一方を満たさない。

・条件(a),(b)に加えて、次の条件(c)を考える。

条件(c)  y=g′(x)のグラフは下に凸の放物線である。

後の選択肢のうち、条件(a),(b),(c)のすべてを満たす関数y=g(x)のグラフの概形は( ナ )の一つだけである。

( ナ )にあてはまるものを選べ。
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この過去問の解説 (1件)

01

テ・トで、条件(a)・条件(b)を満たすグラフとして、

選択肢が2つに絞れている状態です。

この中から、条件(c)を満たすものを1つ選択することになります。

 

条件(a)のもとで、条件(b)を満たすようなグラフは、

どれになるのかを振り返っておきましょう

(内容を整理できている人は、(!)まで読み飛ばしていただいてOKです)。

条件(b)では、y=g'(x)は、直線x=0を軸とする放物線であると与えられています。

従って、y=g'(x)は、下図のような2種類の放物線が考えられます。

なお、条件(a)では、g'(0)>0とありましたので、

x=0では、y=g'(x)は、x軸よりも上側でなければならないことに注意してください。

(A)の場合であれば、全ての実数xに対して、g'(x)>0より、

y=g(x)は単調増加関数となります。

x=0のときに微分係数が最小になるので、

y=g(x)は、x=0では増加の割合が最も小さくなります。

以上から、

  ・y=g(x)は、x=0で接線をとると、傾きは正である

    つまり、y=g(x)は、x=0で増加している(条件(a)より)

  ・y=g(x)は、単調増加関数であるが、

    x=0では増加の割合が小さく、平らに近い

の両方を満たすものを選択します。


(B)の場合であれば、

  g'(x)<0 → g'(x)>0 → g'(x)<0

となっていますので、y=g(x)は、減少→増加→減少となります。

以上から、

  ・y=g(x)は、x=0で接線をとると、傾きは正である

    つまり、y=g(x)は、x=0で増加している(条件(a)より)

  ・y=g(x)は、減少→増加→減少となっているもの

の両方を満たすものを選択します。         (!)

 

条件(c)では、y=g'(x)は下に凸な放物線であるとありますので、

y=g'(x)は、上図の(A)の場合になります。

対応するy=g(x)は、

  ・y=g(x)は、x=0で接線をとると、傾きは正である

    つまり、y=g(x)は、x=0で増加している(条件(a)より)

  ・y=g(x)は、単調増加関数であるが、

    x=0では増加の割合が小さく、平らに近い

の両方を満たしています。

選択肢5. 解答選択肢の画像

この図が正解です。

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