共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問90 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問(3)(チ))

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問題

共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問90(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問(3)(チ)) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( チ )にあてはまるものを選べ。

(3)
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  • 3n-3
  • 3n+3
  • 5n-7
  • 5n+7
  • n2-n-1
  • n2+n+1
  • n2+3n-3
  • n2-3n+3
  • n2+5n-7
  • n2-5n+7

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この過去問の解説 (1件)

01

(注)

数列{an}に対して、第1項から第n項までの和を、

  ∑k=1nak

と表記します。

 

基本的に、(2)と似たような解き方をします。

今回考えるのは、

  dn=(n2-n-1)・2n

で表される数列{dn}の和です。

この数列{dn}が、数列{cn}の階差数列であるものを見つけていきます。

すなわち、

  (n2-n-1)・2n=cn+1-cn

となる数列{cn}を見つけにいきます。

数列{dn}は、一般項がnの2次式と2nの積であることから、数列{cn}の一般項は、

  cn=(pn2+qn+r)・2n

と予想しましょう。

 

※

(2)では、

  dn=(2n+1)・2n

でした。数列{dn}の一般項はnの1次式と2nの積でしたね。

そのため、数列{cn}の一般項もnの1次式と2nの積で表示できると予想し、

(2n+1)・2n=cn+1-cnを満たすcnを、

  cn=(pn+q)・2n

と置いていました。

今回の(3)では、数列{dn}は、一般項がnの2次式と2nの積であるので、

数列{cn}の一般項もnの2次式と2nの積で表示できると予想するわけです。

 

  cn=(pn2+qn+r)・2n

に対して、

  cn+1-cn=(p(n+1)2+q(n+1)+r)・2n+1-(pn2+qn+r)・2n

       =(pn2+(2p+q)n+p+q+r)・2n・2-(pn2+qn+r)・2n

       =(2pn2+2(2p+q)n+2(p+q+r))・2n-(pn2+qn+r)・2n

       =((2pn2+2(2p+q)n+2(p+q+r))-(pn2+qn+r))・2n

       =(pn2+(4p+q)n+2p+2q+r)・2n

となります。

  (n2-n-1)・2n=cn+1-cn

とつなげると、

  (n2-n-1)・2n=(pn2+(4p+q)n+2p+2q+r)・2n

となります。

両辺を2n(≠0)で割ると、

  n2-n-1=pn2+(4p+q)n+2p+2q+r

となります。

この等式は、1以上の自然数nで成り立ちますので、

  1=p

  -1=4p+q

  -1=2p+2q+r

を全て満たすことになります。これを解くと、

  p=1,q=-5,r=7

となります。従って、

  cn=(n2-5n+7)・2n

となります。このとき、

  ∑k=1ndk

 =∑k=1n(ck+1-ck)

   (数列{dn}は、数列{cn}の階差数列であるので、dn=cn+1-cnである)

 =(c2-c1)+(c3-c2)+(c4-c3)+…+(cn+1-cn)

 =cn+1-c1

 =((n+1)2-5(n+1)+7)・2n+1-(12-5×1+7)・21

 =(n2-3n+3)・2n+1-6

となります。

選択肢8. n2-3n+3

∑k=1ndk=(n2-3n+3)・2n+1-6が正解です。

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