共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問108 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問4)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問108(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

点Oを原点とする座標空間に4点A(2,7,−1)、B(3,6,0)、C(−8,10,−3)、D(−9,8,−4)がある。A、Bを通る直線をl1とし、C、Dを通る直線をl2とする。
( キ )、( クケ )、( コサ )にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • キ:2  クケ:10  コサ:52
  • キ:2  クケ:11  コサ:52
  • キ:3  クケ:12  コサ:54
  • キ:3  クケ:13  コサ:54

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この過去問の解説 (3件)

01

(※本解説ではベクトルOA を →OA と記します。)

前問(カ)および設問(ア)~(エ)より、
→OP = →OA + s →AB = (2, 7, -1) + s (1, -1, 1)
= (2 + s, 7 - s, -1 + s)
よって、
|→OP|2 = (2 + s)2 + (7 - s)2 + (-1 + s)2
=3s2 + 4s - 14s - 2s +4 + 49 + 1
=3s2 -12s +54

 

本設問は(キ)s2 -(クケ)s +(コサ)の形で答えるので、
キ:3 クケ:-12 コサ:54  の組み合わせの選択肢が本設問の解答となります。
 

 

前問(カ)

問題文より →AP = s →AB である事と、
ベクトルの足し算の公式を使うと次式が得られます。
→OP = →OA + →AP = →OA + s →AB

 

設問(ア)~(エ)

問題文の4点の座標は、
いずれも位置ベクトル →OA, →OB のように表す事ができ、
→AB = →OB - → OA = (3 - 2, 6 - 7, 0 - (-1))
= (1, -1, 1) と計算できます。

選択肢3. キ:3  クケ:12  コサ:54

→OP を位置ベクトルの形(座標成分で表す形)にしてから、
絶対値の2乗を計算する公式を使います。
点O と点 P の「距離」の2乗と考えても同じです。

まとめ

→u =(x, y, z) があったとき、
その絶対値の2乗は次式で計算されます。
|→u|2 = x2 + y2 + z2

 

位置ベクトル(座標成分の形)で表されたベクトルの足し算は、
x成分はx成分同士、y成分はy成分同士、z成分はz成分同士で足し算を行います。
(a, b, c) + (x, y, z) = (a + x, b + y, c + z) です。

 

本設問では各成分に s が入り計算が一見煩雑ですが、
ひとつひとつ整理していきましょう。

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02

この解説では、ベクトルの記号の代わりに下線を用います。
ベクトルaを、点Aから点Bへ向かうベクトルを AB と表記します。

 

OA=(2,7,-1) AB=(1,-1,1)…①

OP=OA+sAB…② であるので、これらをもとに、OPの成分をsを用いて表します。

 

 OP=(2,7,-1)+s(1,-1,1)=(s+2,-s+7,s-1)

 

よって、

 |OP|2=(s+2)2+(-s+7)2+(s-1)2=s2+4s+4+s2-14s+49+s2-2s+1=3s2-12s+54

 

以下は補足です。

 

AB=(1,-1,1) の求め方は、以下のページをご参照ください。

大学入学共通テスト(数学)の過去問 令和6年度(2024年度)本試験 数学Ⅱ・数学B(第5問) 問1 - 過去問ドットコム

 

OP=OA+sAB の求め方は、以下のページをご参照ください。

大学入学共通テスト(数学)の過去問 令和6年度(2024年度)本試験 数学Ⅱ・数学B(第5問) 問3 - 過去問ドットコム

 

OPの成分を求める際は、①同様に、各成分同士を計算しています。

 x成分:2+s・1=s+2

 y成分:7+s(-1)=-s+7

 z成分:-1+s・1=s-1

 

ベクトルの大きさは、各成分の2乗の和の平方根で表すことができますが、今回求める必要があるのは|OP|2なので、各成分の2乗の和がそのまま答えになります。

 

◎公式:ベクトルの大きさ

 

a=(a1,a2,a3)のとき、

|a|=√(a12+a22+a32)

参考になった数0

03

AからBへのベクトルをABと書きます。

OP=(s+2,-s+7,s-1)

より

|OP|2=(s+2)2+(-s+7)2+(s-1)2=3s2-12s+54

参考になった数0