大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問94 (数学Ⅱ・数学B(第7問) 問7)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問94(数学Ⅱ・数学B(第7問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

(2) 前問 より、点zを複素数平面上における( カ )上の点であるとし、点wは、点zを原点を中心にπ/4だけ回転した点とする。このとき、点wが満たす方程式を求めたい。
点wと点zは、関係式( キ )を満たす。また、点zは複素数平面上で方程式①を満たす。したがって、点wは方程式( ク )=4を満たす。

( ク )にあてはまるものを一つ選べ。

  • |w−{1−(π/4)}|+|w+{1+(π/4)}|
  • |w−{1+(π/4)}|+|w+{1−(π/4)}|
  • |w−{1−(√2/2)−(√2/2)i}|+|w+{1+(√2/2)+(√2/2)i}|
  • |w−{1−(√2/2)+(√2/2)i}|+|w+{1−(√2/2)+(√2/2)i}|
  • |w−{(√2/2)+(√2/2)i}|+|w+{(√2/2)+(√2/2)i}|
  • |w−{(√2/2)−(√2/2)i}|+|w+{(√2/2)−(√2/2)i}|

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この過去問の解説 (2件)

01

最初の式 |z +1| + |z - 1| = 4 と、
前問(キ)の結果 w= {cos (π/4) + i sin (π/4)}z により、
楕円の焦点であった点1と点-1も π/4 (45°)回転しているはずです。
したがって、w の焦点は 1/(√2) + i/(√2) および -1/(√2) - i/(√2) であり、
その新たな焦点からの和の合計が 4 です。


よって、少し長い式になりますが、
|w - { (√2/2 ) + (√2/2) i }|+|w+{(√2/2)+(√2/2) i }| =4が成立します。

 

「 |w - { (√2/2 ) + (√2/2) i }|+|w+{(√2/2)+(√2/2) i }| 」の選択肢が設問(ク)の解答となります。

 

 

前問(キ)

問題文より、
「点wは、点zを原点を中心にπ/4だけ回転した点」です。
すなわち、ド・モアブルの定理より、
絶対値が 1 で偏角が π/4 (45°)の複素数を z に掛ければよい事になります。

絶対値が 1 で偏角が π/4 の複素数は、
cos (π/4) + i sin (π/4) です。

 

よって、
「w= {cos (π/4) + i sin (π/4) }z 」の選択肢が設問(キ)の解答となります。

選択肢5. |w−{(√2/2)+(√2/2)i}|+|w+{(√2/2)+(√2/2)i}|

点 1 を45°回転させると 1/(√2) + i/(√2) =  (√2/2 ) + (√2/2) i になり、
点 -1 を45°回転させると -{1/(√2) + i/(√2)} = - (√2/2 ) - (√2/2) i になります。
本設問では図形的に考えてもよいと思われます。

 

より複素数的に式で考えると、ド・モアブルの定理により、
点 1 は 1・ {cos (π/4) + i sin (π/4)} = cos (π/4) + i sin (π/4) により点 (√2/2) + (√2/2) i に移り、
点 -1 は -1・ {cos (π/4) + i sin (π/4)} = - cos (π/4) - i sin (π/4) により点 - (√2/2) - (√2/2) i に移る事になります。

選択肢6. |w−{(√2/2)−(√2/2)i}|+|w+{(√2/2)−(√2/2)i}|

紛らわしい選択肢です。注意しましょう。

まとめ

一見、何をどうすればよいのか迷う設問かもしれません。
最初の式が楕円を表す事から(最初に気付かなくても設問(オ)によって気付けるので)、
選択肢の式の形と、問題文中の式の右辺 4 が何を意味するのかに注目すると解答が見えてきます。
すなわち z を回転させた後に、焦点からの距離の和が 4 となる事を表す式を選択肢から探せばよい事になります。
 

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02

解答:|w-{(√2/2)+(√2/2)i}|+|w+{(√2/2)+(√2/2)i}|=4

 

解説:

①式より、

|z-1|+|z+1|=4

⇔|z-1|+|z-(-1)|=4

上式の下線部は焦点を示しており、右辺が長軸の長さなので、

楕円の形は変わらず、焦点が原点を中心にπ/4だけ回転します。

1×{cos(π/4)+isin(π/4)}=(√2/2)+(√2/2)i

(-1)×{cos(π/4)+isin(π/4)}=-(√2/2)-(√2/2)i

よって、

|w-{(√2/2)+(√2/2)i}|+|w+{(√2/2)+(√2/2)i}|=4

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